自然と共に成長する、次世代の集成材
BUSINESS
事業内容

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集成材製造販売
- 高品質な集成材の製造および販売を行っています。集成材は、構造的安定性と美しい外観を兼ね備えており、住宅建設、商業施設、公共施設など、多岐にわたるプロジェクトで使用されています。製造プロセスは、厳格な品質管理のもとで行われ、持続可能な森林資源から調達した木材を使用しています。これにより、耐久性と環境責任を両立させた製品を市場に提供しています。

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バイオマス発電燃料
- 木材加工過程で発生する副産物を利用したバイオマス発電燃料の製造も手掛けています。この取り組みにより、木材資源を最大限に有効活用し、廃棄物を最小限に抑えることが可能となります。バイオマス燃料は、地域のバイオマス発電所に供給され、再生可能エネルギーの普及に貢献しています。この事業を通じて、環境への影響を考慮した持続可能な生産活動を推進しています。
PRODUCTS
製品紹介
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特徴
- 当社は、持続可能な森林管理から得られる安定した品質の原材料を使用しています。当社の集成材は、日本の厳しい建築基準に適合するための必要な強度・品質と安定性を提供します。緻密な製造プロセスを経て、長期にわたり安心と信頼を持続出来るよう取り組み続けています。


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用途
- 集成材は、住宅から商業施設まで幅広い用途に対応しています。具体的には、木造住宅の柱や梁、桁としての使用はもちろん、体育館や学校、大型木造施設の建設にも適しています。また、美しい木目が特徴であるため、デザインを重視する建築物にも最適です。


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品質
- 品質へのこだわりは、天理集成材の基本理念です。当社では、原材料の選定から製造、出荷に至るまで、一貫した品質管理体制を敷いています。また、全ての製品はJAS(日本農林規格)の認定を受け、国際的な品質基準にも準拠しています。この徹底した品質管理により、お客様に安心して使用して頂ける商品を提供し続ける事を努力し続けます。


ENVIROMENTAL
INITIATIVES
環境への取り組み

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環境負荷の軽減
- 当社では、製造プロセス全体を通じて環境負荷を軽減するために積極的な取り組みを行っています。私たちは、使用する原材料から製造プロセス、製品の配送に至るまで、環境影響を最小限に抑えるための戦略を実施しています。特に、木材資源を最大限に有効活用する事に力を入れおりと再利用に力を入れ、生産過程で発生する木くずや端材を有効活用してバイオマス燃料を製造しています。

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カーボンニュートラルへの取り組み
- 2050年のカーボンニュートラル実現に向けて、温室効果ガス排出削減を目標としています。そのために、再生可能エネルギーの利用拡大、エネルギー効率の改善、そして製造から輸送に至るまでのプロセスを見直しています。具体的には、製品の製造に必要なエネルギーを太陽光発電などのクリーンエネルギーに置き換え、CO2排出量を削減しています。さらに、国内のクリーンエネルギープロジェクトへの投資も積極的に行っており、持続可能な社会の構築に貢献しています。

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小倉工場
奈良県奈良市針ケ別所町364-1 - 奈良県奈良市に位置する小倉工場は、持続可能な木材から高品質のバイオマス燃料とチップを製造しています。最先端の技術を駆使し、目指して運営しています。木くずや端材の効率的な再利用により、資源の有効活用と廃棄物の削減を実現しています。
ABOUT
会社概要
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経営方針
- 天理集成材は、「木材の有効利用を通して地域産業を活性化し、環境や社会価値について熟慮、実践し続けることで循環型社会に貢献する」という企業理念を掲げています。この理念のもと、最高品質の集成材とサービスを提供し、顧客満足を追求するとともに、厳格な品質管理と継続的な改善を行っています。従業員が個々の能力を最大限に発揮し、成長できる支援と、多様性を尊重した包摂的な職場環境の提供にも注力しています。地元経済の発展と環境保全に向けた地域社会との連携を深め、持続可能な未来の構築に積極的に貢献しています。
沿革
- 1979年8月
- 創業
- 1981年
- JAS認証 取得
- 2006年9月
- 集成材事業 開始
グリーン購入法事業者認定取得 - 2016年5月
- 発電利用に供する木質バイオマスの証明に係る事業者認定 取得
合法性・持続可能性の証明に係る事業者認定 取得
バイオマス事業 開始 - 2017年12月
- SGEC認証 取得
- 2024年6月
- EPD認証 取得
会社概要
- 社名
- 天理集成材株式会社
- 本店所在地
- 〒632-0063 奈良県天理市西長柄町710番地
- TEL
- 0743-67-0136
- 代表者名
- 梶谷 佳彦
- 従業員数
- 24名(2024年3月現在)
- 設立
- 昭和54年8月4日
- 資本金
- 3,000万円
- 事業内容
- 集成材の製造販売
- 経営環境の概況
- 当社は、昭和54年に設立され、住宅資材(集成材)の製造販売を行っている企業です。原材料に応じた設備投資を重ねてきたため、幅広い製品の製造が可能となっております。また、熟練した技術者が多数在籍し、技術の継承を継続的に行っているため、安定した品質で製品を提供しています。
構造用集成材は、所要の耐力を満たすために等級区分されたひき板(ラミナ)を接着したもので、耐力に応じた断面の大きさと安定した強度性能を持ち、大スパンの建築物にも使用可能です。断面積により、大断面・中断面・小断面に分類されます。中断面・小断面の集成材は主に木造住宅の柱や梁といった構造物の耐力部材として広く使用されており、大断面集成材は、体育館、商業施設、事務所、マンション等の優れた強度性能、耐火性能、耐久性を求められる大型木造施設において、不可欠な材料です。
木造戸建て住宅の高機能・高性能化に伴い、構造躯体の品質や精度が重視される傾向が強まっています。この流れを受け、住宅や非住宅部材での集成材の使用率が高まっており、特に集成管柱や集成平角材が注目されています。現在、日本における構造用集成材の市場規模は、国内外の製品を合わせて200万立方メートルを超えるまでに成長しています。こうした背景の中、当社は豊富な製品ラインナップを持ち、取引先様からは安定した品質と供給の維持を強く求められています。
また、2050年までのカーボンニュートラルの実現や脱炭素社会に向けた環境対応にも積極的に取り組んでおります。
CERTIFICATION
認定一覧
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JAS認定(日本農林規格)
JAS認定は、製品が日本の農林水産省が定める品質基準に適合していることを保証します。天理集成材の製品は、この認定を通じて、品質と安全性が国の基準に準拠していることが認められています。
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合法木材事業者認定
この認定は、当社が合法的に伐採された木材のみを使用していることを証明します。環境保護と持続可能な森林管理に対するコミットメントを強調し、違法伐採問題への対策として重要です。
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SGEC認定(Sustainable Green Ecosystem Council)
SGEC認定は、当社の製品が持続可能な森林管理の基準を満たしていることを示しています。これにより、環境保護と生物多様性の保全が強化されます。
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バイオマス事業者認定
この認定は、天理集成材がバイオマス資源の適切な管理と利用を行っていることを示し、再生可能エネルギーの利用促進に貢献していることを証明します。
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グリーン購入法認定
グリーン購入法に基づくこの認定は、政府や自治体が環境に配慮した製品を優先的に購入する際の基準となります。当社の製品が環境に優しい選択肢であることを保証し、エコロジカルな購入選択の一環として認められています。
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EPD-Hub認証
EPD-Hub認証は、製品が環境にどのくらい影響を与えるかを数値で示す国際的な基準です。製品の原料から廃棄までの環境への影響を評価し、その結果を透明に公開します。
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再エネecoプラン
天理集成材では、製造に使用する電力を再生可能エネルギー由来の電気料金プランの契約と、自家消費型の太陽光発電により、CO2排出量の削減に寄与しております。